
都立九段高校が母体となった千代田区立九段中等教育学校が開校した。まず、4月5日に九段会館で、1年生160人の入学式と、区立九段中学から編入の2、3年生、計305人の編入式が同時に挙行された。
新1年生は男女各80人。区立初の中高一貫校とあって、マスコミ取材が十数社に及んだ。
賀澤恵二校長は、新たな九段の歴史を印す生徒たちに、「お金では買えないものをテーマに1000字程度、校長あてにメールで4月末まで」と式辞の中でさっそく宿題を課した。
4月15日に九段高校体育館で行われた開校式には、千代田区関係者のほか菊友会からも多数が列席した。最初に石川雅己千代田区長が式辞。冒頭「九段高校同窓会のご協力でこの日を迎えることができた」と感謝の意が表され、「前身の第一東京市立中学は、多くの市民が日本の将来を教育に賭ける情熱の表れとして開校した。区立九段は、この建学の精神をしっかり受け継ぎ、発展させる」と決意を表明した。また、菊友会の高野会長は「目に見える伝統だけでなく、それに込められた九段魂が継承され発展することを期待する」と祝辞を述べた。