
昭和23年〜37年の間、母校で教鞭をとられた通称ガマさんこと松本定雄先生が平成19年11月9日亡くなられました。享年93歳。3人のご息女に看取られ、ご自宅での大往生でした。
熱心な教育者であられた先生を慕う者は多く、独特のゆっくりと噛んで含めるような口調は忘れ得ないものです。「平凡なことはとても重要なこと」とのさりげないお教えを、後年に深い味わいをもって思い返し社是にした者もいるほどです。
九段転出後は教育庁へ。最後はご本人の強いご希望で、情緒障害児のための全寮制「鎌倉臨海学園」園長を勤められました。ご著書『こころが満たされたとき子どもは変わる』ISBN4-7619-0409-7は、今も教育指導書として読み継がれています。
緑深い都立八王子霊園(15−4−20)に眠られた恩師のご戒名は「凡譽教導定雄禅定門」、碑文「是空」。心からのご冥福をお祈りいたします。
(菊友会)