
10月10日、生徒に自らの将来を考える機会創出の一環として中等教育学校が行うキャリア講演会で講演しました。テーマは「海を持つ惑星の出来る条件」。
阿部氏の専門は宇宙惑星学。東大大学院地球物理学博士課程を経て、現在は名古屋大学水圏科学研究所で水惑星の研究、特に海の形成と維持に関わる問題についての考察を深めています。
地球のように海を持つ惑星を「水惑星」と呼びますが、水惑星の出来る条件は、(1)惑星の表面に適量、液状のH20があって、(2)かつ太陽からの距離が適正であること。生命を育むこうした好適な環境を持つ天体は無数にあるのでは? 生徒達には未知の世界への謎掛けが続きます。
阿部氏自身は、中2の時、学校からの推薦で偶然に理科教育センターに行き、九段では天文部で外ノ池先生の教えを受けた事がこの道に進んだ契機になったとのこと。生徒には、専門分野だけでなく幅広い事象に興味を持つことが物事を考えるに当たっても有益と話されました。