九段ニュース - 最新の情報をお届けします

Produced by 菊友会


KUDAN-NET.com

第一東京市立中学校 東京都立九段中学校 東京都立九段高等学校

最終更新日:2008年11月21日

<文字サイズを大きくするには>


  • ニュース
  • 菊友会通信
  • 同窓会通信
  • 想い出写真館
  • アンケート
  • 学校案内
  • 連絡窓口
  • 掲示板
  • リンク集
トップへ戻る

九段ニュース - 最新の情報をお届けします

« 前の記事へ 記事一覧へ 次の記事へ »

2005年07月01日 更新

2005年・九段の体育祭

輝く若さ、完全燃焼
5月21日(土)、九段に体育祭を見に行った。女子7割というだけあって私立女子高のノリ。応援団の華麗な衣装が目を奪う。競技は昔の紅白戦と違い、1・2・3年をミックスした3チーム対抗。競うより群舞と応援合戦を全員で楽しむ祭りの趣だ。


九段の体育祭「群舞」「命をかけろ、イケイケー」
まず、応援合戦。凝ったコスチューム(着たかった!)に加えエールがすごい。「いのちをかけろ、勝利のために、イケイケ、イケ〜! 押せ、押せ、押せ〜!」。これが競技の合間も最中も、疲れを知らぬ大声援で続く。負ければ負けたで「お疲れさんダッタ。ドンマイ」のエール。若さ全開だ。
続いて群舞。1回目はカンフー風のしなやかな動きと、ぴしっと決めるポーズの交錯がおみごと。躍動感にあふれ、完成度はプロ顔負けだ。「ぜひ観るようにと妻に言われ」、観て仰天している父親、孫の姿を追って目頭を押さえる祖父母、観客席からは感嘆の余り声も出ない。2回目の群舞は各団100人ずつ。見ごたえ十分の統一感だ。3回目はチアリーダーたちのコケティシュな舞。ラインダンスや回転などの技ものも入れ拍手を誘う。今時の高校生にしたたかな演出力をみた。


九段の体育祭「棒倒し」観客は生徒数の3倍
午後になると観客は生徒の3倍、2400人強に膨れ上がった。生徒の家族、卒業生、入学希望の中学生や父母も来る。「九段の体育祭」はとても有名で、見学者数は年々増加という。気温26℃、湿度28%。水分補給をするように、靴を履くようにと、体育祭実行委員から度々のアナウンス。散水しても瞬く間にグランドに土ぼこりが立つ。
プログラムの後半は、男子騎馬戦、倍の数の女子騎馬戦、トリに団別リレー。昔の体育祭らしくなった。リレーは各団俊足と団長、副団長が走る高得点レース。応援合戦も頂点に達した。
リレーのアンカーのゴールで全競技終了。その一瞬、校庭が静まり、充実と虚脱がないまぜになったような空白が訪れた。
それにしても、どれほど多くの応援歌、ダンスがあったことか。ぴしっとした統率は如何に鍛錬されたのだろう。体育の嫌いな子もいる。3年生は2年生を、2年生は1年生を引っ張り、思いやり、気配りを忘れず、とことん話し合ってきた。自覚と責任の芽生え、各々の成長。互いの体調まで気遣い、兄弟姉妹のように縦の絆を深める「自主運営」の底力。学校側は少子社会の中で育ってきた生徒達の、人間関係を培う貴重な教育機会と位置付けている。
閉会式では校歌斉唱が心に残った。生徒達は肩を組み、緑濃い靖国神社側に向き高らかに歌う。こんな歌い方もあったかと目からうろこ。何のてらいもない。大樹と空を仰ぎながら、詞の一つ一つを素直に誇っている歌唱がすがすがしい。


時間の使い方が勝負
斎藤校長は言う。「根底で生徒達を信頼しているからこそできる教育のしかた。授業があっての学校、生徒はそれがわかっているから、この間はもう必死で学校に来ます」「勝ち負けは時間の使い方、集中力。九段生は時間の切り替えがとても上手なのですよ」と。若いエネルギーをとことん発散させ、気持をきっちり切り替えさせる。この後、3年生はすぐ進路懇談会、そして中間試験だ。熱さの中、最初から最後まで、体育祭の1日、生徒をじっと見つめていた校長の思いが届くことを信じたい。

(高15・田ノ倉美保子)

前のページに戻る

« 前の記事へ 記事一覧へ 次の記事へ »


ページ上部へ▲

総合トップページへ

HOME|ニュース|菊友会通信|同窓会通信|想い出写真館|アンケート|学校案内|連絡窓口|掲示板|リンク集