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本年度は、都立九段高校最後の年度となり、閉校の記念行事も予定されています。
卒業生としてできる限りのバックアップをしようではありませんか。
皆さん、会費納入にご協力ください。同封の郵便振替用紙をお使いいただくと、送料はかかりません。
5月17日(土)、第61回九段高校体育祭・第3回九段中等教育学校体育大会が本校グランドで開催されました。
本年度は九段高校が3年生のみとなったこと、また昨年の高校の体育祭を見学した九段中等の生徒たちが、「自分たちもぜひ参加してみたい」と意思表示したところから最初にして最後の合同体育祭が行われることになったとのことです。
生徒たちは、紫色のしゅんれい団(しゅんは風偏に惷、れいは彪)とオレンジ色のらんじゅ団(らんは爛、じゅは威)の2団に分かれ、九段中等の1年から3年までは体操着、九段高校3年生と九段中等の4・5年生はそれぞれの団の色のTシャツという姿でプログラムに参加しました。
学年が増えたので各学年の種目は少なくなりましたが、その分、団の応援は熱気を帯び、初めはかしこまっていた中等の1、2年生も高校3年生の面倒見の良さから、徐々に緊張も解け声を張り上げて熱心に応援を始め、高校・中等の生徒たちが自然と一体になっていくのが分かりました。
結果はしゅんれい団が競技部門で受賞、らんじゅ団が応援部門で受賞と、仲良く引き分けとなりました。
最後に登壇した高校3年生の男子は「最初で最後の合同体育祭・体育大会ということで、僕たちは九段高校の伝統を九段中等教育学校に継承するため、一生懸命に体育祭に取り組んできました。九段中等の生徒たちも良くついてきてくれました」と話しました。「最初で最後」だから何とか自分たちの体育祭を後輩に伝えたいという思いの強さが伝わってきました。
これを受け、中等学校の高木校長先生は「伝統の継承を念頭において行動してくれた高校3年生に感謝したい」、また九段高校の山崎校長先生からは「中等教育学校はこれからも新しい伝統を作り出して欲しい」という挨拶があり、合同体育祭・体育大会は終わりを告げました。
後日談になりますが、この合同体育祭・体育大会は九段中等の父母にも大変好評で高木校長の下には九段中等の父母から賞賛のメールが数多く寄せられたということでした。
(長 繁樹)
九段中等教育学校第3回目の入学・始業式は4月7日(月)午後2時から、九段高校体育館で挙行されました。難関の門を潜り、晴れてこの日を迎えた160人(男子71・女子89)は、12 歳のあどけなさを残しながらも堂々と胸を張って式場に入場し、保護者や先輩らの温かい拍手に迎えられました。早くも恒例となった入学式での「校長からの宿題」は、今年は「なぜ今の時代、江戸を振り返るのか」。中々の難題かと思いますが、新入生にざわめきもなく、頼もしさの片鱗を伺わせました。
3月7日、高60回生277人の卒業式が九段高校体育館で行われ、高橋直人理事長(高14)、松田史朗(高10)、赤司久雄(高15)両副理事長の菊友会役員3人が参列しました。卒業生には、前日に菊友会の役割や活動について説明を行い、当日は卒業を祝って菊友会からフォトスタンドを贈呈しました。

写真のように鏡を使って紋章の一部を映し、元の模様と同じになるものを見つけます。
(1)鏡1枚を使って元と同じになる模様はどれですか。
(2)鏡2枚を使って元と同じになる模様はどれですか。

適性検査を解く時間は全部で90分。この問題を解く時間配分は1分くらい。
適性検査は、壁面緑化の観察記録からの考察を筆記回答、東海道53次の浮世絵から江戸時代の旅の感想とそのように考えた理由を2通り書く等々、筆記回答が続きます。思考力の柔軟性、多様性、科学する目線が求められています。
同期会で初恋の女生徒に会えなかった「僕」。名簿の彼女は旧姓のまま。思い切って自宅を訪ねると…。多少の夢想は皆ありました。購読は下記アドレスで。
http://www.ten-books.jp/article.php?id=402
法人九段は、公益性と透明性を高めるために総務省の定めるガイドラインに沿ってホームページを開設することになりました。
URLは下記になります。
菊友会は、卒業生やOB会の著作品を母校に寄贈し、図書室に保管・閲覧、永く保存していただく事業を行っています。お手持ちの関係図書をご寄贈ください。古い本も大歓迎です。
個性ある九段の図書室の創造にぜひご協力ください。
九段高校図書室「卒業生の著作品コーナー」に、新たに5冊が加わりました。ご寄贈に心からお礼申し上げます。(敬称略)
九段卒後、イギリスで写真を学び、1966年、ポップカルチャー華やかな時代のロンドンにスタジオを構えてファッション界で大活躍。帰国後は資生堂、サントリー、ナショナルなどの広告写真を手がけ、94年毎日広告デザイン賞最高賞を受賞しました。展示会は7月31日まで御茶ノ水、湯島聖堂近く「bauhaus」で。
成城大学4年生時より漫画雑誌『あすか』に倖野すずのペンネームで「姫様騎士’s」を連載していた野口さん。4月に角川書店から単行本になって発売されました。
漫画家になるのは小さい時からの夢。ペンネームは、在野にあって人を幸せにする漫画を描く、すずは風鈴の鈴からつけたそう。活躍を期待します!
九段高3年生時、100m自由形で夏のジュニアオリンピック第4位の成績を挙げた菅谷さん。慶應義塾大学進学後も快記録を重ね、昨9月のインカレ200m自由形で第3位(2分3秒03)。続く10月の国民体育大会200mフリーリレーでは東京代表選手として第1泳者を務め、インターナショナル記録を見事に!突破しました。
その後は、オリンピック強化選手として世界各地での強化合宿に参加し、今年4月の最終選考会に臨みました。惜しくも北京入りは逃しましたが、海の子・菊友会員にはビックなニュースです。
今は王子製紙に入社、水泳はちょっとお休み。菅谷さん、夢と感動をありがとう!
昭和39年から30年間NHKラジオ第2放送で毎週1回、盲人の時間(30分番組)の企画制作に関わるほか、番組委員会委員として44年間にわたりNHKに協力してきた田中徹二君が、NHK放送文化賞を受賞しました。今回の受賞者は俳優の渡哲也や藤村志保など6名で、3月21日、受賞式が行われました。
田中君は早稲田大学建築科にストレートで入学したのですが、不幸にも1年を経ずして両眼を失明。普通の人なら落ち込むところ意志が強く真面目な彼は、英文科に転入し、様々な不自由を乗り越えて点字で同科を卒業しました。
その後病院や東京都社会福祉センター等で働くうちに、稀なるその能力と人柄を買われて日本点字図書館にスカウトされ、現在は同館の理事長を務めています。
今後も益々お元気で、世界の盲人と交わり、ドイツ語堪能な夫人と海外旅行を楽しんだり、世界エスペラント語大会に参加したりを続けられることを祈ります。
(級友 和賀井義之)
昭和23年〜37年の間、母校で教鞭をとられた通称ガマさんこと松本定雄先生が平成19年11月9日亡くなられました。享年93歳。3人のご息女に看取られ、ご自宅での大往生でした。
熱心な教育者であられた先生を慕う者は多く、独特のゆっくりと噛んで含めるような口調は忘れ得ないものです。「平凡なことはとても重要なこと」とのさりげないお教えを、後年に深い味わいをもって思い返し社是にした者もいるほどです。
九段転出後は教育庁へ。最後はご本人の強いご希望で、情緒障害児のための全寮制「鎌倉臨海学園」園長を勤められました。ご著書『こころが満たされたとき子どもは変わる』ISBN4-7619-0409-7は、今も教育指導書として読み継がれています。
緑深い都立八王子霊園(15−4−20)に眠られた恩師のご戒名は「凡譽教導定雄禅定門」、碑文「是空」。心からのご冥福をお祈りいたします。
(菊友会)
九段中等教育学校は、公立では先進的な「学校経営評議会」を設置しています。7月、同評議会会長に高野光正氏(菊友会顧問)が就任しました。副会長は池本修一氏(日本大学教授)。評議会は、中等教育学校の教育活動を評価、検証し、経営診断、教員の顕彰、特待生の審査等を行います。
高野氏は「学校経営評議会は私立でいう理事会に相当する機関。任務は重い。九段のすばらしい伝統がきちんと継承されるよう菊友会の知恵と意見を束ねて臨みたい」と決意を語られました。
全国版で評判の九段高校「健康教育週間」。平成19年度は12月11日〜15日にわたって実施されました。菊友会先輩が助言者となる「現役生徒との異世代コミュニケーション」に続く最終日は、全都民が対象のオープン講座。養老孟司氏が「人生で一番大切なこと」について講演しました。
幾つもの賞に輝き、全国の学校のお手本となっている九段高校の「健康教育週間」は、平成13年から全校生徒対象に始まった行事です。発案者は竹下君枝養護教諭。竹下先生は「在学中の3年間を健康に過ごすだけでなく、80数年の生涯を健康に生きて欲しいという願いをこめて、生徒自らに健康について考えてもらおう」と考案されたと言います。
「健康教育週間」の期間中は大学教授や医師、助産師ら多数の講師を招き、心と健康について学びますが、竹下先生はこの大事業の一切を生徒たちの「健康教育プロジェクト」に任せています。生徒たちがテーマ設定をし、講師に依頼します。面識のない大人に電話で説明し、交渉し、当日の司会・進行も行います。
平成19年12月11日の思春期講座では「性」をテーマに22講座。13日は「心と体の健康づくり」をテーマに、心のメカニズムやツボ健康法、アロマテラピー等18講座。今回も健康教育プロジェクトの生徒10人と保健委員が力を合わせて創り上げました。
生徒対象の多彩な講座の他にも保護者対象の講座「もしかして更年期?」、地域住民に開放した養老孟司氏の講座、また菊友会の先輩と生徒がセッションする異世代コミュニケーションと充実した内容でした。
こうした内容と取り組みは高く評価され、平成17年度には何百という小中高、養護学校が応募する中で、日本学校保健会主催の「教育推進学校・最優秀校」に選ばれ、翌18年度には文部科学大臣賞を受賞したのです。
九段中等学校は7月31日〜8月4日、4泊5日で千代田区立として初の至大荘行事を行いました。高校1年生に当たる中等4年生123人が参加、教職員ほか、卒業生40人が游泳助手、保健助手として行事を支援しました。若林尚夫千代田区教育長、山崎正己九段高校校長、一游会(水泳部OB会)森彰英会長、菊友会からは赤司久雄理事も駆けつけ、行事の成功を見守りました。
2007年、開設80周年を迎えた至大荘に、記念すべき新たな歴史の1ページが加わりました。7月31日〜8月4日まで、中等学校”初”の至大荘行事が4泊5日で行われたのです。4年生123人が参加しました。
中等学校内では当日を迎えるまで不安と戸惑いがあったといいます。「最初は、出来るのだろうかと思っていました。でも出来たのですね。生徒が本当によくやりました」と信岡信吾副校長は考え深げです。
成功の裏には多くの人達の支援がありました。九段高校からは山崎正己校長の現地視察を始め、游泳指導に当たられた増田三郎先生、荘内の生活指導に当たられた日達芳郎先生等の全面的なバックアップがありました。観海亭亭長を務めたのは加藤拓也氏(高55)。ほか28名の游泳助手と11名の保健助手の誇るべき菊友会会員のチームワーク。漁師さんを始めとする地元関係者の方々の変らぬ協力。そしてもちろん生徒達の頑張り。伝統の至大荘行事は、見事に中等学校へと引き継がれました。
浜に立った男子生徒のいでたちは昔変わらぬえんじの褌(海水パンツの上から褌を絞めていた生徒も数人)。游泳助手の緑の帽子も従来通り。游泳訓練中飛び交う助手達の叱咤激励は以前にも増して激しく、守谷の浜で展開された光景は80年の伝統そのものです。
最終日前日の遠泳はあいにくの台風の影響で大荒れでしたが、それでも守谷湾内で実施されました。参加した生徒達が膝をガクガク震わせながらゴールの浜に立つと、浜で迎えた生徒達や近所の住人、観光客からも大きな拍手が送られました。
5日間を通じて、守谷の海は新しい九段生を初日は静かに向かい入れ、途中台風接近で大いに荒れて試練を与え、最終日はまた穏やかに白波を浜に打ち寄せながら「来年また来いよ!」と見送ってくれたのでしょう。全ての行事が予定通り終わって至大荘を後にする生徒達の目は、大仕事をやり遂げた達成感で皆きらきらと輝いて見えました。
「至大荘を経て、本当の意味で生徒が九段生らしく成長した。生徒は、すっかり至大荘に染まっています」と信岡副校長。「至大至剛」の精神は間違いなく九段中等学校に受け継がれて行くと確信しました。
(赤司)
「至大荘のまとめとして、浜で助手の先輩方と語り合いました。全力を尽くした分、涙も流れます。4泊5日の至大荘が今日で終了しました。一回りも二回りも大きくなって帰ってきました。がんばったね。一生忘れないことでしょう」
(生徒の日誌より)
11月22日(木)、真っ白な富士山も見える快晴の中、クロスカントリーレースが尽性園で開催されました。
3年生は受験準備のため不参加、中等学校から進級した4年生(高1)の参加も無く、2年生男子65人・女子187人の合計252名が健脚を競いました。
競技は、多摩川の調整池用の河川敷を男・女それぞれ3周で9.5km・6.5kmになるように折り返し点を設定、11時ごろスタートし、12時には終了。各自河川敷で弁当を広げて歓談の後1時過ぎに散会しました。
公道を20kmも走ったクロカン時代と比べるとチョット寂しい一方、多数派の女生徒の元気さが目立つ楽しい大会でした。
9月15日(土)〜16日(日)の2日間、九段高校2、3年生に中等4年生が加わって恒例の「九段祭」が行われました。九段祭は5月の体育祭と並び、生徒が主体となって運営する秋の大イベント。特に各学年、全18クラスが競い合う演劇に熱が入ります。
上級生は「CATS」「オペラ座の怪人」「ライオンキング」、中等4年生は「桃太郎」などが教室を劇場に熱演されました。
その他、部活動や同好会、保護者の展示・発表も充実。訪れた先輩たちは後輩との再会、交流を大いに楽しみました。
「九段祭」と同日、中等学校の1〜3年生も「文化祭」を開催。こちらは学習成果を発表する展示が中心でした。一見地味。しかし丹念に見ると展示作品の1点1点に、考え、科学する視点があって、一人ひとりの創意の多様さに驚かされました。学びを楽しんでいる生徒たちの様子が伺える、中身の濃い文化祭でした。
10月24日、九段高校は2、3年生 560人を対象に進路講演会を行いました。先輩から実社会での経験を聞き、生徒が進路を考えるヒントにしたいとするこの企画、今回は10年毎に転身を重ね、スーパー人生を送っている稲坂良弘氏が講師を務めました。
稲坂氏のプロフィール
■10代…学生。学生の間にどこまで出来るかと、高校では演劇部で脚本・演出・出演に熱中。大学時代は早稲田大学の演劇学科と、劇団文学座付属の演劇研究所とのダブルスクール。九段の部室にも足繁く通い、脚本・演出で、九段演劇部に東京都演劇コンクール優勝をもたらしました。
■20代前半…俳優。「舞台、テレビに出てみよう」と劇団に属し、NHKテレビドラマに出演。■20代後半…子供劇の脚本作家。ヒットを飛ばすことを目指し、5年間で25000枚も執筆し、世に残る大ヒット「カエルのケロヨン」を生み出しました。氏は日本でカエルをキャラクターにした初の人。偉大なひらめきの基が高校の夏休みの課題でした。「誰もが知っている本の感想を書いても人と比べられるだけ。先生が知らない本を探そう」―「そうだ、あの時、図書室の古い蔵書の外国童話に、カエルが出ていた! 」
■30代…花形CMディレクター。30年来、今も続いているお線香「青雲」のCMを始め300本のCMを企画、制作します。
■40代…広告会社と業界団体役員。広告業界を極めました。
■50代…香道の専門家。人生後半にやるべきこととして「日本文化」に的をしぼります。
■60代…香り文化の伝道師。430年続く老舗・香十の社長に就任。銀座から世界に日本の香り文化を発信しています。
絵に描いたような見事な転身を「この道、幾筋もの人生」と稲坂氏。しかし輝かしさの裏には、転向への不安を断ち切る決断、地道な努力がありました。「いつも人との出会いが、次の舞台を引き寄せた。チャンスには過去の職業を断ち切ってチャレンジに徹した」と言います。
どの舞台でもオンリーワンになろうと努めた稲坂氏。やりたいこと=得意技で楽しく生きるためには、(1)頭を使う(2)体を使う(3)得意分野に特化して時間を使う(4)出会いを大切にする(5)チャンスは逃さない(6)感覚を磨く。一つひとつ具体的な方法や事例を出して分かりやすく、1時間たっぷり後輩たちに伝授しました。
質問の時間では、生徒は、難解な部分の問い直しや、「年収は?」「皆がオンリーワンを目指したら世界はどうなる?」など、正直な気持ちをぶつけ、進路講演は最後まで真剣な空気に包まれました。
(田ノ倉)
出版を祝う会 - 田久保忠衛氏(高3)
時事通信社・外信記者等を経て論壇に。現杏林大学客員教授
10月22日、田久保菊友会顧問の『激流世界を生きて』の出版を祝って、日本記者クラブに250人が参集。加藤寛、西尾幹二氏など多数が発起人に名を連ねる中、代表挨拶に立ったのは櫻井よし子氏。「先生は利害、しがらみ、感情にとらわれない、大きな山のような方。日本が国際社会に貢献し、アジアのリーダーとなっていくことを真に考えている」と滔々と力を込めて述べ、その圧倒的な言辞に空気が静まりました。すかさず田久保氏、「只今は、舌鋒火を吹くような方に蜜のような祝辞をいただいて」と洒脱に返礼。会場がどっと沸きました。
この後、金美齢、渡辺昇一、石破茂氏と超大物が続々挨拶、菊友会の仲間も多数かけつけて祝福しました。
幾度もの手術を乗り越えた75歳の田久保氏。2時間余りを夫人と並んで立ち尽くされ、一つ一つの祝福に丁重に応えられる姿が印象的でした。
出版記念会 - 小林昌彦氏(高4)
毎日放送ニュースキャスターを経て独立。日本ペンクラブ会員
小林氏の出版記念会は10月31日、東京會舘ローズルームで。280人余りが祝福に参じる中、菊友会員およそ50人。
代表挨拶の島村宜伸氏は「大臣を歴任した時の原稿他、みんな小林氏に起草してもらった」と披露し、氏の快挙を心から喜ばれました。同志社大学ゼミ仲間の土井たか子氏は「旧知の彼からは想像できない、この年で純愛小説を書くエネルギーに脱帽」と賛辞。一方、菊友会の同期は中学からのやんちゃ仲間だけに「気色悪くて読めるか」「道楽かと思った」「でもお前のおかげでアイルランドを知った」等々口さがなく、爆笑に次ぐ爆笑を誘いました。
記念会第二部は音楽。土屋康子氏(高5)の歌、ジャズバンドの演奏。小林氏は白いスーツに着替え、「本当はこれがやりたかった」と茶目っ気たっぷりに司会を務めました。3時間余り、サービス精神満点の記念会でした。
菊友会は、卒業生やOB会の著作品を母校に寄贈し、図書室に保管・閲覧、永く保存していただく事業を行っています。お手持ちの関係図書をぜひご寄贈ください。新旧刊を問いません。お待ち致します。
九段高校図書室「卒業生の著作品コーナー」に、新たに次の著作品が加わりました。
また宮島徹氏(高7)からは、「自分で持っているよりお役に立てるなら」と19冊ものご寄贈をいただきました。贈られたのは、泡坂妻夫氏、芥川賞作家・安岡章太郎氏、同・近藤啓太郎氏、直木賞作家・なかにし礼氏、ロケット博士・糸川英夫氏、元NHKの名司会者・鈴木健二氏等の貴重な本ばかりです。宮島様、大切な蔵書をありがとうございます。また著書をご寄贈くださった皆様に、心からお礼申し上げます。(敬称略)
『僕の昭和史』 安岡章太郎
自分史がそのまま戦後日本社会史。時代が生々と伝わります。九段生の安岡さんは先生宅に居候までした劣等生?!(講談社)
『フランス美食の世界』 鈴木謙一
東京會舘の会長・鈴木氏。若いころから親しんだフランスの食を語る美食の真髄。料理のプロが絶賛するほどの名著です。(世界文化社)
『糸川英夫の人類生存の大法則』 糸川英夫
遊牧民ベドウィンを住宅に囲ったら・・・強いリーダーが消え、諍いや犯罪が。科学者が人類の行く末を科学する慧眼「ベドウィンの法則」。(徳間書店)
田久保忠衛(高3)著『激流世界を生きてーわが師わが友 わが後輩』
外信記者・研究者・教育者として、戦後の日本の歩みに重ね合わせるように生きた著者の回想録。政治的リアリストとしての旗幟も鮮明に描く。大切な人々の思い出には菊友会の面々、校歌の話も。並木書房 1700円
小林昌彦(高4)著『アラン島に消えた愛』
コリアンの裕子とアイリッシュの青年。互いの、虐げられた国家の出自が一瞬で共鳴し合う。その後、別々の人生を生きるが、北アイルランドの小島で邂逅。性的不能という障害も超えついに愛を実らせる。が、社会派の書く純愛は重い。 イースト・プレス 1600円
公立の中高一貫校が続々と生まれる中、九段の人気は増すばかり。九段中等の適正検査で重視するのは偏差値より「学力」。つまり考える力。だから入試対策は???らしいのです。
こんな本も出ました。2年連続、息子を九段に合格させた父親の手記『 塾不要 親子で挑んだ 公立中高一貫校受験』(ディスカバー携書008)。
「塾不要」につられて読みましたが、”中学受験は親子受験”と実感するばかり。集中力の作り方など、受験を目指す人には実際的なヒントがありそうです。
昭和30年代の我が国のオペラの黎明期から約50年に亘って百作品以上・約1800回の舞台でオペラ合唱を務め、多くの舞台を成功に導いた功績が認められました。
工芸部OB会幹事・浅賀義彦(高14)から、4万780円が菊友会に寄付されました。どうもありがとうございました。
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