
18年度評議員会で19代菊友会会長に決定した桑田芳郎氏は、懇親会で会長就任の挨拶を次のように述べた。
「卒業51年も経つと一番思い出してくるのは、知育、徳育、体育と、私の血となり肉となり、基本の心となった教育を授かった高校時代だ。この機会に少しでも恩返しが出来たら大変光栄だと、そういう気持ちから、僭越ではあるが会長の任を受けさせていただいた。前任者の高野さんが大変精力的にアクティブに行動されたことを伺っているし、とても足元にも及ばないと思うが、副会長の尾羽澤さんや岡田さん、理事長の高橋さんとご経験ある優秀な方々にサポートいただきながら、この伝統ある菊友会の感動ある新しい組織の変動期に、少しでもお役に立てるように頑張りたい」。
また、この3年間、移譲問題を一身に背負い、菊友会会長として行政と闘ってきた高野氏は、「行政にきちんと物言う同窓会を目指した。苦難の連続だったが、楽しかった」と回想した。そして、ネルソン提督がフランス・スペインの連合艦隊を破った時の言葉を引用、「Thanks GOD, I have done my duty― 皆様に感謝し、神に感謝し、そして私は任務を果たした―を最後の言葉としたい」と結んだ。
九段高校の校長に赴任されて1月余りの山崎校長は、「この変革期を教職員一丸となって努力すると共に、良き伝統を中等教育学校にしっかりと引き継ぐ。また3年後の高校としての結びまでに何とか学力面の成果を上げていきたい」と挨拶した。
[ 桑田新会長のプロフィール ]
昭和11年9月生まれ。森村学園中学から九段、慶應と進学。日立製作所に入社後は海外勤務が長く、平成5年に取締役海外事業推進本部長、常務、専務を経て11年6月から代表取締役副社長に。13年10月から(株)日立ハイテクノロジーズ会長。九段では硬式テニス部、大学ではスケート部で活躍された。