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最終更新日:2008年11月21日

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2005年01月01日 更新

至大荘歌誕生秘話

作者は山田直志さん
校歌とともに機会あるごとに歌われている至大荘歌。九段を代表するこの愛唱歌、作詞作曲は大先輩山田直志さん(中2)です。
至大荘歌のデビューは昭和4年冬。「至大荘感想会」の時に中学5年生だった山田さんが自作の詩と曲を発表した、まさにその瞬間です。そして以来ずっと今に至るまで、至大荘といえば至大荘歌というほど、九段生に歌い続けられています。ところが30年余りの長い間、作者は不明になっていました。
昭和36年になって、こんないい歌を誰が?と、古賀周作先生(漢文)が、作者探しを始めたところ、程なく「実は俺が作った」と山田さんから名乗り。そのときにはハーモニカで伴奏も披露されたそう。山田さんは、自作の歌が後輩によって歌い継がれているとは夢にも思わなかったと大変感動され、その折りの想いを昭和37年「九段新聞」に寄せられました。「当時の下級生が細々と歌い伝えてくれたものであろう。少年時代にものした歌であるから稚拙で誠に恥ずかしいが、至大荘を愛する心の共感が、曲の中に生き残っていると考えたい。昭和2年から在学中は夏冬欠かさず参加したばかりでなく、卒業後も2年間水泳指導に呼ばれて行っていたから、尽きせぬ思い出がある」至大荘歌はすばらしい七五調のフレーズの連続です。

♪♪ 夕べの黙/大海の/沖の彼方より/広がりて/我等が寮に/迫るとき/灯火赤き/そがもとに/いそしむ我等を/君見ずや

若人の気負いと瑞々しい感性、幾つになっても当時の気持ちを重ね熱唱してしまいます。今年80周年を迎えた九段。先輩から後輩までこんな共通の歌をもてたことは伝統校に学んだ者の幸せです。

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