
新校九段へ熱きエールの数々
平成17年度の菊友会大会が11月19日、東京・丸の内の東京會舘ローズルームで盛大に開催された。大会には卒業生173人、来賓・恩師12人の計185人が出席した。中7回から高47回まで年齢差は約70歳。中15回の13人、高7回の11人、高9回と10回の各16人、13回の23人など、学年別のテーブルを囲んで旧交を温める姿が目立った。今回は都立九段高校の移譲を受ける千代田区教育委員会からも初めて3人が来賓として出席された。(2・3面に関係記事を掲載しました)
大会は午後5時過ぎ、赤司久雄理事(高15)の司会で始まり、尾羽澤正敏理事長(高9)が千代田区立中高一貫校の最近の動きを報告、高橋直人理事(高14)の挨拶に続き、高13回の山田勝利弁護士の「司法改革と裁判員制度−わたしにも人を裁けるか」と題する講演があった。山田弁護士は早大法学部卒、平成16年には第二東京弁護士会の会長を務められ、平成15年には日弁連の司法制度改革実現本部副本部長として活躍された。
講演の前半で司法改革の背景と概要をわかりやすく説明、後半では平成21年春にスタートが見込まれる裁判員制度について「年平均3300件の重罪事件が対象になり、選ばれるのは補充を含めると国民2500人に1人の割合。例えば喧嘩でカッとなり、脅すつもりでナイフを持ったら、相手が飛びかかってきて取っ組み合いになり、ナイフが腹に刺さって死んだ―裁判員は、これは殺人かどうかを判断するもので、必ずしも法律知識は必要ない」などと話された。
午後6時過ぎから司会が平林峯夫さん(中14)にバトンタッチされ、パーティーが始まった。最初に主催者を代表して菊友会の高野光正会長(高4)が挨拶。続いて来賓として出席された千代田区教委の若林尚夫教育長、区立中等教育学校の初代校長に就任される賀澤恵二担当部長、九段高校の齋藤八重子校長、PTAの山本美保会長、恩師の古賀周作先生らが高野会長から紹介された。
この後は乾杯。この日出席された歴代の会長が紹介されて登壇。代表して鈴木謙一前会長(中21)が「新しい学校の発展を祈願する」と述べられ、乾杯の発声となった。しばらく歓談の後、若林教育長、齋藤校長、山本会長が来賓として挨拶。教育長は「区立校になっても同窓会のご協力とご支援をいただきたい」と述べられた。恒例の福引には卒業生16人と菊友会から計89点の景品提供があり、林ヤ子理事(高10)が進行役を務め、景品と当選者が呼び上げられると、歓声とため息が会場に流れた。菊友会から「至大荘」という銘柄の日本酒が提供されたが、当選者のいるテーブルではすぐに試飲が始まり、ビンはたちまち空になった。
最後は山崎武正理事(高13)のリードで参加者全員が起立して校歌と至大荘歌を斉唱。広い会場に懐かしい歌が響き渡り、母校への思いと同窓生の連帯を確認。宮島徹副会長(高7)が理事全員を紹介し、閉会宣言してお開きとなった。この日消費されたアルコールはウィスキー12本、ワイン16本、日本酒は1.8リットルビンに換算して6本、ビールは80〜90本に及んだ。
◆なお、平成18年度の菊友会大会は10月下旬を予定しています。詳細は次号会報でお知らせします。会員の皆さまの多数ご参加をお願いします。