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平成20年度の菊友会大会は、10月18日(土)16時から東京會舘ローズルームで、180余人の参加者を得て盛大に行われました。初めに橋直人・菊友会理事長(高14)が母校の現状を報告。日常のクラブ活動などは高校・中等の生徒が一体となって行われていること、体育祭、文化祭が合同で実施されたこと、これらについては先生方の大変なご努力があることを述べ、また母校発展のために菊友会会員の一層の支援が呼びかけられました。
続く第一部・特別講演の講師は中西繁氏(高17)。54歳から画家生活に入った興味深い足跡を、スライドも使い50分間たっぷりと話されました。(内容をこちらに掲載しています)
17時から第二部。挨拶に立った桑田芳郎・菊友会会長(高7)は、まず夏の甲子園大会予選で大健闘した野球部の嬉しい報告。そして、市場経済の破綻と4人同時の日本人ノーベル賞受賞を題材に、経済においても科学においても人材育成、人格形成には若い時の教育が重要だと、母校への一層の期待をこめました。
乾杯の音頭は丸山禮次元会長(中7)。91歳の力強い発声で会場に元気がみなぎり、開宴に入るや、同期を越えて先輩・後輩の挨拶が飛び交う、菊友会大会ならではの光景が始まりました。ややあって「本日の一番」がマイクで呼ばれます。「出席者数一番の17回生」「一番遠方からの出席」「関西菊友会ご一行」「しごき一番の一排会」「熱烈応援の野球部OB」と、次々と壇上に上がり記念撮影。「最高齢のお二方」には満場の拍手が贈られました。次回はわが部が壇上に!の声も上がる熱気のうちに宴は福引タイムへ。今回も会員の皆様からたくさんの景品を提供いただき、菊友会大会は一層の盛り上がりとなりました。
閉会は例年より早い19時。二次会も大いに楽しめたようでした。
楽しみな福引、次の皆様から景品を提供いただきました。(敬称略)
菊友会大会へのご協力ありがとうございました。
| 末 博光 | (中13) | 本『孟子のことば』(加藤道理著・中15)10冊 |
| 橋本 政雄 | (中13) | 文明堂カステラ 6箱 |
| 吉田 忠男 | (中16) | ビール券 3組 |
| 鈴木 謙一 | (中21) | 東京會舘洋菓子 10箱 |
| 小高 登志 | (高3) | ウニ瓶詰め 1個 |
| 一島 英治 | (高4) | 著書『麹』 10冊 |
| 大井 基臣 | (高4) | 宝来屋羊羹 5本 |
| 桑田 芳郎 | (高7) | ワイン 5本 |
| 宮島 徹 | (高7) | 丹後久美浜の鯛せんべい 3箱 |
| 勝俣 友子 | (高8) | クリップ「ラッキーキャット」 1組 |
| 岡田 繁 | (高9) | 石坂ゴルフ・メンバー並みプレー券 3組 ゴルフボール10個入り 2箱 |
| 氏家 義之 | (高15) | 映画『まぼろしの邪馬台国』ペアチケット 5組 |
| 遠山ちづ子 | (高19) | 背枕「寝べえ」 2個 |
| 相原 學 | (高39) | 赤十字社記念ハンカチ&ボールペン 1組 |
菊友会大会で講師を務めた中西氏は20歳で東光展に入選。東急設計コンサルタント入社後も絵を描き続け、44歳、現代洋画精鋭選抜展金賞受賞を機に、個展「哀愁のパリ」で画壇にデビューしました。詩情豊かなヨーロッパの街並みを描いて、画商「一枚の繪」のスター画家に。徐々に絵の収入が給料を越え始めたそう。
そんな中、95年に阪神大震災に遭遇。00年には会社を辞めて画業一本となり、サラエボ、チェルノブイリ、アウシュビッツなどを巡って「廃墟」をテーマに風化した建造物を描き始めます。国際的な視野で戦争の罪悪を問う大作は、00年と05年に日展で特選を受賞しました。
その後、更に腕を磨くためにフランス国立美術学校に留学。パリ、モンマルトルの生前のゴッホの部屋を住居兼アトリエとして借り、制作、研鑽に励みました。
08年には画商から独立。「戦争はいかなるものでも悪である」と、画家の旗幟を鮮明にします。これからも絵の技量だけでなく、人間を磨いていく努力をしたいと結ばれました。在学中は男子バレー部。
★個展の日程をこちらでお知らせしています。
11月1日大阪キャッスルホテルに37人が集まりました。
本部会長桑田芳郎氏(高7)から、平成21年3月14日を持って閉校となる「母校の新たな歴史の始まり」と、高野顧問(高4)からは伝統が確実に継承されるとのお話があり母校の将来に期待が持てました。講演は正倉院展が開催されている折から、古代史・歴史学者、元宮内庁書陵部、正倉院事務所長を経て、現在神戸女子大学教授の米田雄介氏(米田達郎氏・高42の父上)のご好意による「正倉院よもやま話」があり、正倉院・正倉の成立、宝物に関わる歴史上の為政者達の関心とその振る舞い、昭和天皇と交わした会話等、宝物を通じて日本に流れている文化成立の本髄に触れた感がして、有意義な時間を頂きました。第2部は初代の副会長橋本良氏(中16)の乾杯で始まり、本部・遠路より7名の参加を得て、各世代の歓談に盛り上がりました。
★平成21年は11月14日の予定です。
(湯浅良男・高14)
忘れもしない平成14年2月のことである。「都立九段高校が千代田区に移譲される可能性がある」との記事が新聞に一斉に報じられた。当時本件はまだ母校には伝えられておらず、東京都教育委員会に事の真偽を問い合わせると、都立高校改革案の策定中で、九段は都立中高一貫校あるいは重点校候補に入っていない事が判明した。
この日から4年後の、千代田区立九段中等教育学校開設まで様々なできごとがあった。私は当時、鈴木謙一菊友会会長の下で副会長として、翌15年からは会長として一貫してこれらに立ち会うことになった。
平成21年3月、都立九段高校は閉校を迎える。この期に当たり、この間の出来事を整理して記録にとどめ、同窓会の想いを再確認しておきたい。
都立での存続かなわず
さて、新聞報道の後、菊友会は即座に理事会、顧問会で対策を検討し、平成14年5月の評議員会で討議、同窓会としては「不賛成」を議決し、都教委に「都立としての存続を求める要望書」を提出した。他方、千代田区教育委員会は5月22日に「都立高等学校の移譲に就いての要望」を提出、都教委は母校の千代田区への移譲について検討を行い、6月には移譲に関する基本的な考え方をまとめた。さらに都教委と区教委は協議を重ね、「移譲の為の条件」を定めた。都教委は10月24日の委員会でこの基本的考え方を妥当なものと判断し、九段高校の千代田区への移譲を決定する。
この間私どもは事態を静観していたわけではない。何人かの都教委の先生方に働きかけ、都教委の責任者とも九段高校と一緒になって数回、普通の都立高として存続するか、都立の一貫校に加えるかなどの話合いを重ねている。しかしながら区への移譲の方向は覆らなかった。
都教委は決定に際して「関係者間で十分に協議し、新しい学校づくりについて共通の認識を深める」ようにとの条件をつけ、12月18日、都教委・区教委・九段高校及び九段高校同窓会による「千代田区立中等教育学校に関する検討委員会」が設置され、より具体的な移譲条件を検討することになった。
都教委の山際部長(当時)によると、かような問題に同窓会が絡むのは極めて異例の事であり、九段高校の歴史と伝統がいかに重要であるかを認識しているためとの事であった。実際に都立高校改革に伴い、関係者に事前の相談なしに統廃合されたケースも多いと聞く。
菊友会は、都立高としての存続の要望は通らなかったが、伝統と校風の継承を見守るため同検討委員会への参加を決めた。委員会の構成員は菊友会5名、都教委2名、区教委2名、九段高校2名。九段高校PTA関係者とも意見交換しながら平成15年3月までに計5回開催され、九段高校の移譲に関する具体的条件を定めた報告書を作成した。
千代田区への移譲条件
移譲条件の骨子は次の通りである。詳細は菊友会報71号にも掲載されているのでご参照いただきたい。
(1)千代田区立中等教育学校は九段高校を母体とし、前期課程については九段中学校の教育実績に配慮する
(2)至大荘行事など伝統的学校行事は継承する。行事歌なども継承する
(3)校歌は九段高校の校歌を継承し、校旗、校章は九段高校のものをベースとする
(4)九段高校と中等教育学校の同窓会はつなげて行く
(5)進学校としての伝統を持つ九段高校の更なる進学実績の向上を図る
(6)入学者は、千代田区民1対区民外1の割合とする
この報告書は都教委で承認され、同時に千代田区長にも手渡された。千代田区長は「報告書に盛られた移譲条件を順守し、関係者の期待を裏切らないよう、立派な学校をつくる」と決意を表明された。
理想の学園を目指して
ここに至るまでもまたその後も、在校生、PTA、一部教職員及び一部卒業生の間で移譲反対の運動は根強く、夜遅くまで議論し合うなど、対応に佐藤校長(当時)共々苦労したのも事実であるが、母校を思う気持ちは同窓会も一緒なのでできるかぎり真摯に対応したつもりである。
千代田区は都教委の移譲正式決定を受け、平成18年4月を目指して開設準備をスタートさせ、15年6月に区立中高一貫校のあり方について有識者らが話し合う「学校評議会」を設置した。メンバーは学識経験者や同窓会代表など10人で構成、会議は公開で行われ、菊友会会員、九段高校PTA会員、住民の皆さんが傍聴された。有名私立に対抗出来る、今までの公立校の概念にとらわれない理想の学校を目指して高度な教育論議が展開された。
中等教育学校の開校
その後の紆余曲折を経て、平成18年4月1日「千代田区立九段中等教育学校」が無事開校、5日に第一回入学式と、九段中学1、2年生が中等学校2、3年生となる編入式が挙行された。15日には開校式が開かれ、千代田区長は式辞の冒頭「九段高校同窓会のご協力でこの日を迎えることができた。前身の第一東京市立中学の建学の精神を受け継ぎ、さらなる発展を目指す」と挨拶された。これを聞いて、私は初めてこの4年間のできごとがまざまざと思い出され、感慨を新たにし、胸が熱くなったのを覚えている。
区教委が掲げた本校の学校像は「千代田区における唯一の区立中等教育学校として、6年間一貫した継続教育を通じ、千代田区ひいては東京や日本を担う人材を育成する学校を目指す。九段高校の文武両道の伝統・校風を継承し進学実績の一層の向上を図る。6年間の計画的・継続的なカリキュラムの下、キャリア教育を徹底し、国際理解教育、大学との連携等、独自性を持った教育を実践する。さらに、区民以外からも生徒を受け入れる事により、全都からの入学を可能とし、活力ある生徒という九段高校の生徒像を維持する。このため入学者については、千代田区民と区民以外の都民の比率は1対1を目途として生徒募集をする」となっている。
菊友会の役目
開校に伴い、校長の学校経営を支援するため、本校の基本的な方針を協議し、自立的かつ柔軟な学校運営について助言する組織として「千代田区立九段中等教育学校経営評議会」が設置された。平成20年6月からは私が会長職を仰せつかっている。この評議会は前述した移譲条件あるいは学校像等の諸条件が遵守されているかどうかを見守る役目もある事はいうまでもない。千代田区教委は学校設立時から、都立の一貫教育校には負けない卓越した学校を作るために物心両面であらゆる援助を惜しまないと約束されており、都教委も都立11番目の一貫校と位置づけ支援すると述べておられる。菊友会としてはこれらの言葉を決して忘れず、都教委や千代田区の努力を見守り、当初の理念に沿ったすばらしい学校づくりがなされるよう協力を続けていく所存だ。

8月23日(土)〜24日(日)、中15から高21回生までファミリーを含め68人が集いました。
初日、ゴルフには早朝から21人が参加。若々しいプレイを楽しみました。優勝・ベスグロは赤司久雄氏(高15)、2位の藤本達夫氏は藤本弘子氏(高11)の夫君。なんとローマ五輪水泳銀メダリストです。3位は三井貞義氏(高7)でした。
一方、至大荘には、早い人は1時半から入荘して、遊泳・磯遊び・散策と時を過ごしました。
夜6時からは、いよいよ懇親会のスタートです。心尽くしの料理をいただきながら、4か国からの女子留学生や元気な子供達の参加が華を添え、和気あいあい。その後は広場で花火大会。都会では出来ない打ち上げ花火が、ポーンという音を残して漆黒の空にはじける中、小1時間潮風に吹かれていると、心はいつしか少年少女に。
2日目の朝の自由時間は多数が勝浦の朝市に出かけました。この日の出店は50店ほど。旬のイカやカツオ、太目で柔らかい房総ヒジキ、名産シロウリなど新鮮な海産物や野菜に触れたり、地元のお年寄り達と房州弁の会話を楽しんだり。また、やっぱり泳がなければ、と守谷の浜にも20人ほどが出陣しました。水温23度とやや寒いながらも海に入り、チビっ子達も波遊び。水泳部OBの清河昌之氏(高7)に伴泳願い、夢のプチ遠泳を試みた人もいます。
懇親会最後のプログラムは昼食のバーベキューです。ホタテ、サザエ、エビ、牛肉にたっぷりの野菜、焼そば、おにぎり、中華ちまき。幹事さん、本当に大丈夫?の声も出るご馳走でした。1時過ぎ、それぞれに思い出を詰めて解散。2日間で身も心もリフレッシュできた懇親会でした。
(田ノ倉美保子・高15)
こんな電話が菊友会会員にかかってきたと報告がありました。ご注意ください。
「九段高校の事務の「鈴木」といいますが、卒業後の進路の調査をしていますのでお子さんの携帯の番号を教えてください」。
鈴木は、言ったり言わなかったりしています。
また、「○○さんの友人の××ですが、携帯を壊してしまったのでお子さんの携帯の番号を教えてください」。友人と称しているのも疑わしいものです。
現在、以上3通りが確認されています。学校及び菊友会から、卒業生の方の携帯の番号をお尋ねする事はありません。万が一このような電話がかかってきても、決して携帯の番号を教えないで下さい。
他校でも同様の事例があり、また「授業料が未払いだから払い込むように」という『ふりこめ詐欺』があったそうです。
東京都立九段高等学校は平成21年3月31日をもって、閉校となります。今後、本校の学籍簿は東京都立一橋高等学校が引き継ぐことになりました。
つきましては、平成21年4月1日からの卒業証明書や調査書等の発行事務は下記により行うことになります。
なお、全日制・定時制とも同じく都立一橋高等学校で証明書等を発行いたします。
【発行場所】東京都立一橋高等学校
【住所】〒101-0031 千代田区東神田1-12-13
【電話】03-3862-6061
【Fax】03-5687-1862
【最寄り駅】JR 浅草橋
【HP】URL http://www.hitotsubashi-h.metro.tokyo.jp/
菊友会維持会費は、年2回発行の会報印刷・送付費用や菊友会大会の開催費用の原資です。
平成20年度の予算は760万円(2,530人)を納入目標としてきましたが、11月末現在540万円(1,830人)の納入に留まっています。このまま閉校式典支援費をはじめ予定通りの活動を実施すると、110万円の大幅赤字が予測されます。
3月の年度末まであと3か月、700人の皆さんに会費を納入していただき、なんとか収支均衡財政に近づきたいと願っています。
11月末時点で20年度会費が未納の方には郵便振替用紙を同封しております。多くの卒業生の納入をお待ちしています。
会員16,000人の20%の納入を長い間期待してきましたが、今年も例年通りの16%だけは達成したいと思っています。ぜひよろしくお願いします。
(菊友会理事会)
平成20年度維持会費(平成20年4月〜平成21年3月)
中1〜高55回 3,000円
高56〜高60回 1,000円(減額期間)
【郵便振替】
住所・氏名・電話番号・卒業回・個人コード(会報封筒の宛先シールに印字されている番号)をお書きください。
高56〜60回の方は同封の払込票の金額を訂正してください。
振込手数料は菊友会で負担します。
【銀行振込】
三菱東京UFJ銀行から振込いただくと、菊友会が負担する振込手数料が無料になりますので、ぜひご協力ください。
三菱東京UFJ銀行 神保町支店
普通口座:0691551
口座名義:菊友会
平成20年度の菊友会の活動は例年通り活発に始まりました。まず4月、千代田区立九段中等教育学校入学式、5月は高・中等合同体育祭、社団法人九段総会など、母校関連事業等への協力を行って参りました。母校に対する菊友会の役割は益々大きくなっていくように感じます。
ここに菊友会員の皆様に、本年度の特別な活動として次の3点をご報告いたします。
5月24日(土)、社団法人九段の総会が九段高校で行われ、19年度決算報告、至大荘と尽性園の利用状況、20年度事業計画などが報告、承認されました。19年度の定款変更によって初めて法人九段の会員資格を得た菊友会員は出席者の1/4を占めました。
現在、法人の財産は土地・建物を含み約30億円です。20年度の事業予算は約4600万円、うち9割方を基本財産の運用収益で賄う安定した運営・維持がなされています。
一方で平成20年12月に施行される公益法人制度改正法(以下、新法)への対応という大きな課題も抱え、新法の認める公益性に向けた模索が報告されました。これに対処すべく発足している検討委員会には、菊友会から顧問・鍛治利秀(高4)が委員長に、理事長・高橋直人(高14)が委員に就任、4月までに既に6回の会合を重ねました。今後も最善の着地に向けて討議を尽くしていきます。
菊友会は皆さんから納入いただく維持会費で運営されています。昨年度の実績は720万円弱でした。
ここ数年は750万円を維持しておりましたが、昨年はこれを大幅に下回り赤字決算の一因になりました。維持会費は2頁の決算報告のように、年2回発行の会報の印刷・郵送費や菊友大会費用等に充当されています。今年度は、都立九段高校の閉校事業もあり、一昨年実績と同額の760万円の収入を期待しています。多数の卒業生のご納入をお待ちいたします。
左の納入実績表にありますように、昨年度の納入会員は2482名で全体の15.9%でしかありません。毎年20%を目標にしてきましたが、いまだ達成できていません。表をご参考いただき、同期の方々に声をかけあって維持会費増収にぜひご協力をお願いいたします。
なお、法人九段と菊友会は別組織です。菊友会の維持会費は同封の振込用紙をご使用になるか、下記に掲載されている菊友会名義の口座に納入をお願いいたします。
(菊友会理事会一同)
5月21日、九段会館に於いて平成20年度菊友会評議員会が開催されました。
会議では前年度事業報告と決算、本年度事業計画と予算、新旧役員が承認されました。決算並びに予算は下表に掲載しました。
20年度は赤字予算になっていますが、これは九段高校閉校式関連予算に100万円を計上したことに因ります。この予算を別枠にすれば黒字の予定ですが、何より維持会費の増収が必須です。卒業生皆様のご協力をお願いします。また、個々の事業概要については適時菊友会報でお知らせしていきます。
至大荘・尽性園の存続を目指して 九段の伝統を守る
「社団法人九段」略して「法人九段」。菊友会員からよく理解できないと言う声も届きます。Q&Aの形でまとめました。
入荘:23日13時30分より
受付:15時〜20時
懇親会:18時〜20時
現地解散:24日13時
会費:9,000円
同伴の小学生〜高校生は5,000円(宿泊、夕食、懇親会、朝食、昼食バーベキュー代)
日帰り懇親会参加者は5,000円
九段生の心の故郷「至大荘」が今年も暖かく我々を迎えてくれます。
同期会・クラス会・OB会を兼ねて旧交を温めてください。ご家族での参加も大歓迎です。皆様お誘い合せの上ぜひご参加ください。恒例となりましたプレイベントのゴルフ会にもご参加をお待ちしております。
8/23(土) ゴルフコンペ
(懇親会プレイベント)
コース:勝浦東急ゴルフクラブ
9:15現地集合・9:45スタート
ストロークプレイ(新ぺリア)
申し込み締め切り
懇親会・ゴルフ共に7月31日(金)
日時:16:00〜19:00
会場:東京會舘(丸の内)9Fローズルーム
会費:中1回〜高55回10,000円 / 高56回〜高60回 4,000円
旧制中学の大先輩から巣立ったばかりの若手、そして恩師が一堂に集います。
例年通り、菊友会員の講演も楽しみです。
会場では同期・クラス・部活等の席を用意いたします。事務局までお申し出ください。
今回は例年より2時間早く開始します。大会終了も名残が尽きない仲間同士、ゆっくりと時間をお過ごしいただけます。
申し込み締め切り:10月9日
同封のハガキをご利用ください。
福引きの景品ご提供のお願い
大会のフィナーレを飾るのがお楽しみ抽選会です。景品をご提供いただける方、事務局までご連絡をお待ちしております。
「お待たせいたしました。ただいまより平成19年度菊友会大会を始めさせていただきます」
10月20日(土)午後5時半、司会者の声に東京會舘9階ローズルームに一瞬静寂が。そして高橋直人菊友会理事長(高14)の開会の辞。続いて、第一部特別講演、「大相撲の魅力」は元NHKアナウンサー内藤勝人氏(高13)。32年間の大相撲実況経験から、臨場感溢れる話に皆聴き入りました。
6時40分、第二部懇親会開始。桑田芳郎菊友会会長(高7)は挨拶の中で、自身が中等教育学校生徒全員を前に講演をした折、生徒から活発な質問を受けたときの印象に触れ、「九段の伝統が継承されていく若き土壌を強く感じ、前途有望な若者たちが集っていることを肌で実感した」と報告しました。
その後、来賓の挨拶、乾杯、会食、歓談と続くのは恒例のこと。お楽しみの福引は今回もたくさんの会員から景品の提供をいただき、2人にひとりがお土産を手にしました。そして最後は、これ無しには終わらない校歌と至大荘歌の大合唱。来賓を含め総勢182人、楽しく、和やかな大会でした。
皆さんお元気で、また今年もお会い致しましょう!
前号でお知らせのとおり、至大荘、尽性園を管理運営する社団法人九段の定款変更が認可され、菊友会会員も社団法人九段の会員に入会できることになりました。
菊友会の考え方を法人九段の運営に反映してもらい、また運営そのものをサポートするためにも、菊友会会員の数多くが法人九段の会員になっていただけることを期待します。
入会ご希望の方は、本号に同封いたしました「社団法人九段 会員申し込みのご案内」を参照ください。
桑田芳郎 菊友会会長
本日はかくも多数お集まりいただきありがとうございます。中学7回卒業で90歳になられる大先輩もご出席で華をそえていただいております。
今年は至大荘開設80周年にあたり、6月16日記念式典があり、菊友会からも20名が参加しました。また、念願だった社団法人九段の定款変更が許可され、菊友会員も会員になれるようになりました。この件に関しご尽力いただいた鍛治先輩はじめご関係された方々に心からの御礼を申し上げます。
話は変わりますが、今年、私も中等学校の生徒に対し九段の伝統を話す機会があり、「小さな物の大きな価値」という題で顕微鏡の世界の面白さについて話しました。物事に好奇心を持つことの大切さ、そこから発する心理の追求、チャレンジ心、自分の心に正直に生きる勇気について話したのですが、生徒たちから実に活発な質問を受けました。10倍以上の競争で入学した生徒たちを迎えて、前途有望な若者が集まっている土壌を肌で強く感じました。母校の益々の発展を祈念致します。
高橋直人 菊友会理事長
菊友会会員総数24,049名の内事務局で住所を把握している16,000人に会報や案内状を送っていますが、毎年400通ほど返ってきます。一人でも多くの会員に情報が届くようにしたいので、会報が届いていない人がいたらぜひとも菊友会事務局に連絡するよう呼びかけてください。菊友会では至大荘行事への協力、健康教育週間への賛助参加、図書寄贈などを通して母校の発展に協力するとともに会員相互の親睦に努めています。
若林尚夫 千代田区教育長
中等教育学校が、開校して2年目で校長が交代し、ご心配の向きもあったかと思いますが、新宿高校から高木克校長に来ていただき順調に経営が進んでおります。子供たちも九段高校の校舎で一緒に学んでおり、大変仲良くやっております。また今年は至大荘行事に初めて中等4年生が参加しました。私も行きましたが、台風の影響で波が高く泳ぐのが難しい状況の中で、大勢の菊友会の皆様と地元の漁師さんの協力があって、しっかりと九段の伝統行事を守っていました。感謝申し上げます。
校長が変わると学校の経営方針や教育内容が変わることもありますが、高野前菊友会会長に学校経営評議会の会長をお願いしております。指導内容、育成方針などを評議会で検討していただき、今後も菊友会のご指導を仰ぎたく存じますので、引き続き中等教育学校へのご支援をお願い申し上げます。
大相撲の国際化
私が初めて大相撲放送に関ったのは昭和47年名古屋場所、この場所ハワイ出身高見山が外国人として初めて幕内優勝。大相撲の歴史の中で記念すべき画期的な場所でした。表彰式に届いたニクソン大統領からの祝電に涙した光景が記憶に残っています。高見山が日本に来たのは昭和39年、食べ物も風俗習慣も違う日本で大変苦労して横綱、大関も作れなかった大記録、幕内出場回数1,430回、幕内在位場所数97場所、いずれも史上第一位の記録を残しました。高見山の活躍に憧れて、小錦、曙、武蔵丸というハワイ出身の巨漢力士が活躍します。曙が横綱昇進の時「東関親方が切り開いて、小錦関がつけてくれた道を自分はただ歩いただけです」と言った謙虚な言葉の中に先駆者高見山の偉大さを感じます。現在ではモンゴル勢やヨーロッパ勢が進出して大相撲の国際化と盛んに言われています。
平成19年の秋場所番付でその状況をみると十両以上の関取70名のうち外国人力士は史上最多の6ヵ国19名、3名に1人は外国出身の関取です。
平成14年2月から外国人は1部屋に1人ということになりましたが、幕下以下には素質に恵まれた外国人が多いので、しばらくは外国人関取が増えていくと思います。まあ、日本の若い力士もそうなのですが、特に外国から来た力士達には勝負だけでなく文化的な面も色々と学んで欲しいと思います。
相撲番付による階級制
大相撲が他のスポーツと違う点は、番付による階級制で、一番下から、序の口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内、三役、大関、横綱となっているところです。十両に昇進すると関取と呼ばれ、ちょんまげから大銀杏になり、木綿のまわしから絹のしめこみに変わります。給料が出て個室が与えられ、付け人がつき、化粧まわしをつけて土俵入りをします。幕下とは雲泥の差です。
毎場所千秋楽の3日後に番付編成会議が開かれて次の場所の番付が決まります。階級が上がっていくに従って四股名も大きくなっていくので力士達は自分の四股名の字を大きくすることを目標にしています。これは平成19年秋場所の番付ですが、ここには723名の力士の四股名だけではなく、親方、行司、若者頭、世話人、十両以上の呼出、といった関係者全員の名前が書き込まれています。実際には元書きといって4倍のものを書きます。今は式守勘太夫さん書いていますが次の九州場所からは木村恵之助さんに代わります。30代木村庄之助さんは木村容堂時代に15年間番付書きを担当しました。6、7本の筆を使い分け10日間徹夜の作業で終ると手首が腱鞘炎になったと言っていました。
巴戦による優勝決定戦
特別印象に残っている取り組みをご紹介しましょう。平成5年名古屋場所、横綱・曙、大関・貴乃花、関脇・若乃花の3人は千秋楽の取組終了時点でともに13勝2敗で並びました。巴戦による優勝決定戦で若貴の兄弟対決を期待して、テレビの瞬間最高視聴率は66.7%という史上最高を記録しました。勝負は曙が若貴を続けて破り優勝、横綱の面目を保ちました。この3人は昭和63年春、初土俵の同期生です。ライバル同志の競い合いが大相撲の面白さを伝えていくのだと思います。
このところ大相撲は不祥事が続きました。1年の最後を締めくくる九州場所、明るい話題を提供してもらいたいものです。
8月25日、守谷のトンネルをくぐると至大荘。海を1日中堪能した家族、仕事を終えて駆けつけた者、プレゴルフから取って返した者など80人(家族8人、子供6人、幼児3人)が養気閣に集合しました。
まずは夕餉の宴で昔話に華を咲かせ、当選率抜群のお楽しみビンゴゲームで運試しをしました。終わると夜の海岸に出て花火大会。たくさんの花火に子供達は大はしゃぎ、大人達も子供のように楽しみました。
1日目の最終は「至大荘と共に、を歌う会」。新至大荘歌を覚えようと何度も合唱しました。咋年80周年を迎えた至大荘、最後のアトラクションを終えた後も、この夜はどの部屋も遅くまでにぎやかでした。
翌朝、爽やかな空気を胸いっぱいにラジオ体操。広場に全員集合する頃には、元気な連中は早朝の釣果を刺身にさばいて皆に振る舞っていて、仲間たちはびっくりしていました。昨夜のアルコールを飛ばした後のおにぎりと地元のあさりがいっぱいの味噌汁、簡素な朝食がとりわけ美味しい。
講演会(下述)の後は、バーベキューをたらふく食べ、三々五々家路につきました。
菊友会ではご家族での懇親会参加を歓迎しています。部屋割りなども配慮をしていますので、ご心配なくご参加ください。次回はもっとたくさんのご家族、チビッコをお待ちしております。
英国ホームステイで日本紹介 - 勝俣友子氏(高8)の講演
演題は、「至大荘からおむすびころりん」。長年教職にあった氏が一念発起して英国ヘシニアホームステイをした際の体験談に加え、「おむすびころりん」の英語紙芝居の講演をしていただいた。
氏は日本文化の紹介に昔話を英語で上演する事を思いつき紙芝居を作ったという。
おむすびをriceballと表現、身振り手振りで熱演する姿にみんな感じ入った。まさに体あたりの文化交流!自らの体験を豊かなセカンドライフを考える一助となればと締めくくられた。
10月6日、第15回東京校歌祭が日比谷公会堂で開催されました。九段の出演は2校目で午後2時20分。中11から高32回生までの25人が参加して、日比谷公開堂の舞台で校歌と至大荘歌を歌いました。事前に簡単な練習をした成果で、まずまずの合唱結果。試験のために現役生徒に参加してもらえなかったのは残念ですが、「もう少し参加者が増えてくれるとよいが」の反省も。
今年は10月4日(土)の開催予定です。皆さん応援してください!
関西菊友会25周年記念総会は11月10日(土)大阪キャッスルホテルで行われ39名が参加。中村会長(高13)が25年間会を支えてきた歴代会長と女性幹事へ謝意を述べた。菊友会会長桑田芳郎氏(高7)からは新生母校が新しい試みによる一中・九段精神の新しい伝統を創り出しつつあるとの報告があり頼もしく感じた。
また菊友会大会で講演された内藤勝人氏(高13)の「スポーツ放送40年」の講演があり、昭和54年、和歌山・箕島対石川・星稜の同点ホームランによる延長18回に及ぶ熱戦、大阪の谷町に住んでいた大相撲好きな医者が力士を無料で治療したことから、力士のひいき筋を「たにまち」という由来や力士の国際化等を興味深く伺った。最後は曙・若乃花・貴乃花による優勝決定戦で曙が連続2勝したときの実況で終り名勝負に立ち合った感動が十分伝わってきた。
第2部は、関西国際空港建設中だった第3回以来参加されている竹内良夫氏(中13)による乾杯で始まり、本部や遠路よりの10名の参加で、昨日のゴルフに合わせ、ビンゴゲームと、記念総会は大いに盛り上がった。
次回第26回は11月1日(土)に開催予定です。
(湯浅良男・高14)
恒例のプレゴルフ大会は8月25日(土)勝浦東急ゴルフコースで8組30人(女性7人、初参加5人)で行われました。記録的な猛暑でしたが、心地よい潮風に吹かれながらのセルフプレーはリゾートコースならではの醍醐味。いつもの新ペリア方式で行われましたが、結果は赤司久雄さん(高15)が優勝。準優勝は三井貞義さん(高7)、3位は小嶋三朗さん(高13)が獲得しました。
昨年に引き続き今年度も皆さんのご協力で、維持会費は順調に納入されており、ありがとうございます。
しかしながらここ数年、在籍会員の16%、2600人の会員からしか納入されておりません。菊友会は皆さんが納入してくださる会費でのみ運営されております。より充実し積極的な活動を実施するためにも会費の増収が必須です。
平成19年度もあと3ヵ月。今年度はなんとか20%を越えたいと思っています。菊友会の健全な財政運営のため、なお一層のご協力をお願いいたします。
平成19年度の維持会費の納入をお願いします
(平成19年4月1日〜平成20年3月末日)
中1〜高54回 3,000円
高55〜高59回 1,000円*会費減額期間
◆ 郵便振替でのご送金
郵便振替用紙に
(1)住所
(2)氏名
(3)電話番号
(4)卒業回
(5)個人コード(封筒の宛名シールに印字されている番号)
をお書きください。同封の振替用紙をお使いの場合は、高55〜高59回の方は金額を訂正し、訂正印を押してください。振り込み料は無料です。
◆ 銀行振込でのご送金
下記の銀行口座にお振込みください。上記(1)〜(5)までを明記ください。
三菱東京UFJ銀行 神保町支店
普通口座:0691551
口座名義:菊友会
2008年の菊友会大会は10月18日(土)に開催されます。ぜひご参加ください。詳細は次号でご案内いたします。
社団法人九段の定款変更なる
4月23日、社団法人九段は構成社員の変更に関する認可手続きを無事完了した。(社)九段は、旧来のままでは九段高校が都から千代田区に完全に移譲される平成22年3月で社員がいなくなるため、存続が危ぶまれていた。
(社)九段は至大荘、尽性園を管理運営してきた。両施設は市立一中の保護者の全額寄付による九段固有の財産であり、九段魂の伝統継承の場である。千代田区立九段中等教育学校の生徒へ、九段の伝統を継承するためにもなくてはならない施設だ。
そこで、施設の恩恵を身を以て体験してきた菊友会が、今後の運営に対し適切な助言、指導が出来る「確かな存在」の立場を主張。また(社)九段からの要請もあり、鍛冶(高4)を委員長として検討委員会を設置し、社員に九段中等学校の教職員、生徒の保護者、さらに菊友会と卒業生の保護者を追加する定款変更を東京都教育委員会へ申請してきた。
このたびの認可で、心配された至大荘行事、尽性園の継承はスムーズに九段中等学校に受け継がれることになった。今後引続き検討委員会は、(社)九段が公益法人としての存続にどう対処するか、公益法人法改正の施行にあわせて、さらに公益性を高める事業内容を模索していく。
菊友会役員、学校側と懇親
中等学校では4月1日付けで学校長の交代があり、新たに高木克(まさる)校長が着任した。新校創設1年でトップ交代という事態に伝統継承に対して危機感を持った菊友会は、賀澤恵二前校長、高木校長、信岡新吾副校長、川原龍介副校長を招き、4月23日、九段会館にて意見交換を行った。菊友会からは桑田会長、高橋理事長のほか、都から千代田区への移譲に際し「伝統の継承」を条件とするために獅子奮迅の努力をされてきた高野顧問、尾羽澤、岡田両副会長らが出席した。
席上、東京未来塾と東京都教師養成塾の校長に転任された賀澤前校長は、高木校長とは旧知の仲を強調。今後も中等教育学校の成長を見守ると約束した。継続して任務にあたる両副校長からも力強い支えを確認した。
社団法人九段の存続などで活発な議論
平成19年度の菊友会評議員会は5月22日午後6時から九段会館で開かれた。評議員会は委任状を含めて76人(定数130)の出席で成立、岡川榮司理事(高14)の司会で始まった。まず平成18年度に行った事業について馬渕義彦理事(高13)が報告、至大荘懇親会に100人、菊友会大会に193人という多数が参加し、菊友会への関心の高まりを強調した。続いて高井信義理事(高13)が平成18年度の決算報告を行った。12月の仮締めの時点で危ぶまれた維持会費納入減に対して、会費未納の方に、別紙「お願い」と振替用紙を菊友会報に同封して呼びかけを実施した結果、17年度並みとなった。また支出の部分では、10年来使用してきたコピー、ファックス、パソコン機器の新規購入に130万円弱が発生したことなどが説明された。以上に対して池永嘉友監事(高6)より適正な決算内容である旨が報告された。
世代を超えてなごやかに
5月22日、評議員会に引き続き19時から九段会館で、今年3月に卒業したクラス委員、ならびに恩師を招いて歓迎懇親会を行った。
まず桑田芳郎菊友会会長が挨拶。「入学倍率の高さひとつを見ても、中等教育学校のマーケットの評価は大変高い。ぜひ九段の伝統である文武両道を目指すさわやかな少年少女が育つようこれからも応援したい」と述べた。また山崎正己九段高校校長からは「あと2年、九段の伝統を受け継ぎながら、それを新しい学校にバトンタッチする事に力を尽くしたい」と力強い言葉をいただいた。続く高野光正顧問の乾杯の挨拶ののちは会食、歓談が弾んだ。出席したクラス委員8人は1つのテーブルを囲み楽しそう。九段生だったときはほとんど接触することの無かった大先輩たちの歓迎を受けて、改めて伝統校の重みを実感した様子だった。
終わりにクラス委員一人ひとりがスピーチ。石井君は、平成16年に日本テレビで放映された至大荘のドキュメンタリーでモデルに登場した1年生。もう菊友会員だ。坂上君は東京学芸大学に合格し教師を目指す。たった2人で「九段新聞」を作ってきた加藤さんは、5月の体育祭に行き九段のよさをさらに深めたという。どのスピーチにも会場から盛んな拍手が沸いた。また、その場でクラス委員の互選により坂上君と藤平(とうへい)さんの2人が評議員に選出された。
フィナーレはクラス委員に教師、若手評議員の及川太一君(高56)も加わって「至大荘と共に」の合唱。先輩たちも「至大荘歌」で返し、最後は一同そろって校歌の大合唱となった。若いパワーに感化され、大先輩たちは終始ニコニコ顔。なごやかな懇親会だった。

80年の歴史に感謝 ありがとう守谷の海、興津の皆様
◎80年、時代時代の変化はあっても連綿と続いてきた至大荘行事。それは、教職員の情熱、地元の協力、先輩たち游泳助手らの支援、保護者や関係諸機関の理解と協力、そして財力、どのひとつが欠けても決してできない。公立高校でありながらこれほどの大行事を現在も行っている、九段の歴史と伝統の何と誇らしいことか。
◎至大荘行事を経験すると自分の中の何かが飛躍的に変わる、と言う。誰がつけたか「至大荘マジック」。守谷の海の力を借りて九段生はみな人間力を磨いてきた。
後年、深く体に記憶された至大荘の尊さを想う。感動が蘇る。この最新の写真の中に、あなたの至大荘がきっと見つかるに違いない。
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